フェアリル研究(第二講-A)
みんな、おはリル!
昨日は魔法について更新しました。あのあと第2話を見返して深めるテーマを探しました。
さて、では第二講、始めましょうか。
今回は……そうですねえ、何について話しましょうか。
2話は意外と熱いんですよね。笑
初めての魔法学に、ぽわぽわ犬の習性について、フラワービレッジにフェアリルの暮らしについてや人間関係ならぬフェアリル関係についてお話しても楽しいでしょうし……。フェアリルドアについて話してもいいかもしれませんねえ。
そうだ! 今回はそれら全部をまとめて、伏線についてお話をしていきましょうか。
あ、伏線についてお話しする前に今回の研究の注意点を申し上げます。
今回は第2話のAパート『花束のおうち! フラワーフェアリルの村』についての考察をします。
Bパートの『すみれ&ひまわり、はじめてのフェアリルマジック』についてはまた別の機会に必ず! 行います。
Bパートの方はもう少し魔法学のことが出てきてからやろうかなーって思ってます。御両所ください。
さあ、では伏線について簡単に話しましょうか。
伏線っていうのは大まかに分けると、2種類あるんです。
①展開伏線
②印象伏線
この2つですね。
まず①の展開伏線っていうのは、きっとみんなも一回は聞いたことや使ったことあるんじゃないかな? みんなが一般的に使う伏線って言葉は多分、この展開伏線だと思います。
これは今後の物語の展開を予期させたり、今後こうなるよっていう感じを醸し出すやつですね。
こういう展開伏線がないと、物語が急展開に感じられてしまい、面白さに欠けてしまったり、とりとめのない話になってしまったりします。
そうならないために物語の作者の方々は展開伏線を張り、物語を調整している……と思います。多分。(人から聞いた程度の話なんです! 確信はないですごめんなさい!)
漫画の『ONE PIECE』をはじめとしたジャンプ作品はこの展開伏線がたくさん入ってますね。やっぱり長く続けることを目的としてるからなんですかね?
対して、印象伏線は読者や視聴者の印象を操作するための伏線ですね。
この伏線を蔑ろにしますと、とんでもなく恐ろしいことが起こるんです。
その恐ろしいこととは……感動的なシーンが感動的じゃなくなるんです。
例を出して説明しますね。そうですね……アニメとマンガの神様、手塚治虫先生の作品を例にするのが一番わかりやすいですね。手塚先生、伏線の使い方が神様と言われるだけあって、抜群ですからね。笑
例に出すのは、天才だけど無法者のお医者さん『ブラック・ジャック』です。
ブラック・ジャックで一度、人の腕を付け替えるという話がありました。その話ではニュースになり、世間に知れ渡りました。その中で、何人もの人が「本当に成功するのかしら」、「そんなことできっこない」と否定的な言葉を言っています。
しかし、皆さんご存知、ブラック・ジャックは滅多なことで手術を失敗しません。この人の腕を付け替える手術も成功します。
さて、この物語における印象伏線というのは何人もの人が「本当に成功するのかしら」、「そんなことできっこない」と否定的な言葉を言っているということです。
なぜこんなセリフを交えるのか、さっきも言った通り、それは読者の印象を操作するためなんです。
どういうことかと言いますと、ブラック・ジャックはどんな困難な手術でもほぼほぼ成功させます。
そうすると、読者は「当然、ブラック・ジャックは手術に成功させる」という考えを抱いてしまいます。
ですが、それでは物語に対して感動は生まれません。「なあんだ」、という印象で終わってしまいます。
そうならないために、伏線というものを用いることにより、ブラック・ジャックは通常では成功しない困難な手術を成功させた、ブラック・ジャックはやっぱりすごいんだという印象を読者に与えることができるのです。
ここまで、印象伏線の大切さについて話してきました。
伏線がいかに大事なものかはご理解いただけたかなーと思います。
さて、ここまででかなりの分量になってしまいましたね。
では次回、どこが伏線になっているのかをお話をします。
さて、今のところ毎回ですけど今回もお断りを入れておきますね。
このサイトで紹介しているものはあくまで主観的なものだったり、勝手な考えを挟んだものです。なので確実に正しいとは言い切れません! ごめんなさい!
では皆さん、ばいリル!!!
0コメント